栄養価の高い明日葉とは
明日葉は『今日葉を摘んでも、明日には新しい芽が出る』と言われるほど、成長が早いセリ科の多年生植物です。
主に房総半島や三浦半島、八丈島、大島などの温暖な地方に自生し、古くから食用や乳牛の牧草として栽培されてきました。
最近になって、明日葉からカルコンやクマリンなどの成分が発見され、一躍注目を集めるようになりましたが、そのほかにも、アミノ酸をはじめ、カロチンやビタミンB群などのビタミン類、カリウムやゲルマニウムなどのミネラル類、食物繊維などの栄養素がバランスよく含まれています。
明日葉の栄養素は青汁の主成分として利用されてきたケールやほうれん草と比べて、ナトリウムが約6倍、食物繊維が約1.6倍、カロチンが約1.8倍とはるかに上回っています。
血行を良くし、セルライトの排出を促進
明日葉は、薬効成分がある植物として知られています。
明日葉の茎や根を折ると、ネバネバした黄色い液汁がにじみ出てくるのですが、この液汁にはカルコンとクマリンという成分が含まれています。
このカルコンには胃酸の分泌を抑える作用や強い抗菌作用に加え、発ガン性物質を抑える作用、血液をサラサラにして代謝を促進する作用などがあります。
以上の作用から、明日葉はセルライトや冷え性に効果があると言われています。
アルツハイマー型痴呆症予防にも
明日葉の茎や根に含まれるもう一つの成分クマリンは、ホップや食用菊の花、パセリ、柑橘類などにも含まれていますが、明日葉には最も多く含まれています。
クマリンには、抗菌作用や鎮静作用、活性酵素の生成を阻止する抗酸化作用があります。
そのほかに、神経成長因子を活性化することから、治療方法がまだ解明されていないアルツハイマー型痴呆症を予防すると言われています。

